とにかく瞬時に記録をとれる仕組み
Noticeを使い始めてまず初めにびっくりされるのが、記録の負担の少なさです。スマホは使っていても、介護記録の電子化と聞くと若い人でもひるんでしまいます。システムを利用する職員の負担を極限まで少なくする必要があります。そうでなければ、導入時につまづいて、運用し続けるうちにストレスが溜まっていき、最終的には紙のほうがよかったということになります。
1. 当然、iPadよりも持ち運びが可能な
スマホサイズの端末に最適化しています。実を言うと、大きな画面の開発のほうが簡単です。いろんな情報も載せることができるし、見やすい画面も作りやすい。でも、職員のストレスという視点からは、持ち歩けることが何よりも重要です。スマホサイズでも見やすい画面をNoticeでは追及しました。
2. QRコードの撮影だけで瞬時に入力画面に到達できます。わざわざ一覧から利用者名を探したり、検索画面でちまちまと探す必要もありません。これだけで他のシステムに比べて、
記録のたびに十秒以上の違いと、大きなストレス差が生まれます。人間は、ボタンを押すこと以上に、探したり判断をするほうが疲れます。一覧の中から選ぶより、QRコードの撮影のほうが、時間もストレスも抑えられます。
3. さらに、
1000分の1秒単位でも早く入力が完了できるように、すべての画面を見直しました。「そんな小さな事、問題ではない」と思われるかもしれませんが、この小さな積み重ねが、ストレスという観点からも、施設全体の時間ロスという観点からも非常に重要になってきます。
Noticeでは、慣れてくると、一つの記録の入力が10秒程度で終わります。また、QRコードの撮影と簡単操作で記録できるので、
年齢の高い職員でも説明いらずで使えます。動画で体感してください。
ある利用者様の水分補給後すぐに行う記録の様子です。
瞬時の記録は革命を起こす
ただ早く記録ができるだけで、いったい何が変わるのでしょうか?
1. 導入時に必ず生じる「紙のほうが早かった」「以前のほうが便利だった」と言ったネガティブな意見があがってきません。導入時に学習する必要があったり、少しでもイライラする待ち時間があると、忙しい現場からこのような声があがるのも無理はありません。Noticeにお任せください。
2. 記録が正確になります。電子化しても、メモに書いたものを後で打ち込んだり、時間が経ってから思い出しながら行った記録では信頼性は低いままです。Noticeなら、ケアの直後に行えるので、生きた情報が手に入ります。
3. 時間の情報が正確に残ります。ケア直後に記録が行われるので、正確な時間が自動的に記録されます。施設における一番の売り物であるサービスを向上するには、正確な情報が必要です。時間という新たな財産(情報)を手に入れることで、ライバルに差をつけることができます。
Noticeは職員負担を機能的に減らす努力をしていますが、記録の活用ができることで、心理的な負担を大幅に減らすことができます。
正確なデータと時間の記録は、排泄介助、食事介助、水分コントロール、その他のどのケアをとっても必ず必要になります。そのために必要なのは徹底したリアルタイム入力であるというのが、Noticeの答えです。意識の高くない職員でもできるようにするには、Noticeのようなストレスフリーと速さを極めたシステムが不可欠です。
夢のような好循環
正確な情報と、正確な時間の情報がリアルタイムで集まると、すべてが良い方向に回り始めます。常に正確な情報が手元にあるので、個々のケアに活用できます。そうなると、次の活用のために入力を行う。入力作業が苦痛でなくなります。
当然といえば当然です。朝にどのぐらい水分量を取ったかを、夕方になって知ったところで、ケアに生かすことはできません。リアルタイム入力できなければ、電子化だけではなく経営課題に取り組むことはできません。リアルタイム入力を実現できるのがNoticeです。
一度、データの活用を覚えると、自然と会議も「正確なデータに基づいた議論」へと導かれます。職員の意識が変わります。
職員が変わり、ケアが変わると、施設が変わります。新しい質の高い職員が集まりやすい環境が成熟していきます。Notice導入後、就職希望者が多数で断らなければならない事態になった施設もあります。
SUMMARY
Noticeだと電子化で躓かない
Noticeだと活用できるデータが集まる
結果、職員の意識も変わり、ケア向上の取り組みができる
でも、
これだけではまだ足りない部分があります。
実際には日常ケアでは記録が活用されないのではないか?結局メモ紙に頼る職員が出てきそう?
もちろん、私たちは解決策を明確に持っています。
実は、ここには書けない、とっても重要な仕組みがNoticeにはまだまだ隠されています。それはまた、別の機会に。